2017年12月31日日曜日

サンチャゴの眼底出血顛末記

大変な2017年でした。

長年の不摂生が災いして2016年12月頭に糖尿病網膜症による
右眼眼底出血を起こしてしまい、
その月中に左眼、右眼の順にレーザーによる網膜光凝固術を実施していただきました。

糖尿病の治療も落ち着きほっとしていた矢先に来てしまいました。
2017年7月の終わりぐらいに、今度は左眼の眼底出血です。

右眼の時もそうでしたが、この眼底出血というのはとにかく気持ち悪いんです。
なんかこう眼の中にクラゲがいるというかレースのカーテンがかかっているというか、
眼を動かすととにかく眼の中でそれが揺れ動くのです。  

それでも右眼の時は自然に引いていきましたし、
眼科の先生によると今回の左眼も2ヶ月ぐらいでひくでしょうということで、
気持ち悪さに耐えて日々過ごしていました。

が、左眼眼底出血からほぼ2ヶ月が経とうとしてだいぶよくなって来た頃、
再び左眼眼底出血です。
やっちゃいました。
駄目押しです。

今度は眼の中にレースのカーテンどころか完全にカーテンがかかってしまいました。
左眼見えません。
明るい暗いぐらいは分かるのですが霞がかかったようで、
明るいところで左眼の真ん前でようやく物が動いているのが分かる状態です。

で、仕事の関係で12月になってしまいましたが、
かかりつけの眼科の先生に紹介していただき、
大きな病院で、手術をしていただくことになりました。

 12月20日に受けましたその手術の名前は、
 『水晶体再建術と硝子体茎顕微鏡下離断術』です。
簡単にいえば白内障の時にする人工レンズへの入れ替えと
出血で濁ってしまった硝子体をきれいにする手術です。

術前に先生のご説明では速ければ30分程で終わるといっていただきましたが、
かなり出血が多かったようで、
きっちり測ったわけではないですが、
おそらく1時間以上かかったと思います。
丁寧に手術していただきました。
ありがとうございます。

ただ今回の手術ではガスを注入したということで、
術後左目の中に水平線が現れました。
眼の中に水準器(わかるかな?)があるようなものです。
うつむくと真ん丸な物が見えます。
これも先生に説明していただいていたので、
驚きはしませんでしたが、人体って不思議です。
日に日にガスが吸収されていき、
水平線の位置が少しずつ低くなり。
うつむいて見える丸いものが少しずつ小さくなっていきます。
術後9日ほどで完全にガスは無くなってしまいました。

以上までが今現在の様子です。
今は落ち着いていますが、また眼底出血が起こることもあるということで、
油断は出来ない状態です。

年はとりたくないな~~~